Shimpei Wakida's Blog

日々の学びをゆるりと.

books

『ゾンビスクラムサバイバルガイド』読んだ

ゾンビスクラムサバイバルガイド作者:Christiaan Verwijs,JohannesSchartau,BarryOvereem,木村 卓央,高江洲睦,水野正隆丸善出版Amazon スクラムの本は、雑に表現すると「こうやって実践すればスクラムはうまくいく!」という正解らしきものが書かれている。…

『STAFF ENGINEER』読んだ

スタッフエンジニア マネジメントを超えるリーダーシップ作者:Will Larson日経BPAmazon シニアエンジニアというものへの解像度を上げたくて読んでみた。スタッフエンジニアのタイプと、役割についてなんとなく理解。リーダー・マネジメント論のエンジニア版…

『生き方』読んだ

生き方作者:稲盛 和夫サンマーク出版Amazon 「人生・仕事の結果 = 考え方 x 熱意 x 能力」という有名な方程式が出てくる。 それぞれ 0〜100 までレベルがあり、掛け算なので、どれかが優れていてもどれかが0ならパフォーマンスは0。そして一番重要なのは、「…

『英語教師のための第二言語習得論』読んだ

英語教師のための第二言語習得論入門 改訂版作者:白井恭弘大修館書店Amazon 直近、チームにベトナム人の新卒エンジニアを3名迎え入れ、彼らの日本語習得のサポートにつながる示唆が得られないかと思い読んでみた。そもそも「第二言語習得論」という分野があ…

『異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養』読んだ

異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養作者:エリン・メイヤー英治出版Amazon 直近チームに新卒のベトナム人エンジニア3名を迎え入れ、彼らとの仕事上のコミュニケーションや関係構築において何かヒントが得られないかと思い読…

『問いかけの作法』読んだ

問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術【DL特典付き(未収録原稿)】作者:安斎勇樹ディスカヴァー・トゥエンティワンAmazon 仕事で会議のファシリをやることがそれなりにある。しかし、「意見を促し議論を活発化させる上手な問いかけ」ができてい…

『SUPER MTG』読んだ

SUPER MTG スーパー・ミーティング作者:スティーヴン・G・ロゲルバーグサンマーク出版Amazon 同僚に教えていただいて知った。既存のミーティングを見直すきっかけになり、今後のミーティングデザインにおけるロジックを手に入れられて、個人的には大満足の…

2023年 読んで影響を受けた本たち

2023年は人生で一番読書に向き合った一年だった。せっかくなので、「今後も間違いなく読み返すだろうな(もしくは、すでに読み返している)」を選定基準に、面白かった本をまとめる。 ビジネス編 リーダーシップ構造論 決断の本質 良い戦略、悪い戦略 ハーバ…

意思決定に必要なのは「正しい結論」ではなく「正しいプロセス」〜『決断の本質』読んだ

この記事は 「エンジニア積読消化 Advent Calendar 2023」の22日目の記事です。 qiita.com 読んだ本 決断の本質 プロセス志向の意思決定マネジメント (ウォートン経営戦略シリーズ)作者:マイケル・A・ロベルト英治出版Amazon この本を選定した理由 この本、1…

社内政治も超重要 〜『ハーバード流ボス養成講座: 優れたリーダーの3要素』読んだ

ハーバード流ボス養成講座: 優れたリーダーの3要素作者:リンダ A.ヒル,ケント ラインバック日経BPマーケティング(日本経済新聞出版Amazon 『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』に登場するビジネス書マンダラ(これだけ読んでおけばOK的なや…

IQよりもEQが大事〜『EQ こころの知能指数』読んだ

EQ~こころの知能指数作者:ダニエル・ゴールマン講談社Amazon 『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』に登場するビジネス書マンダラ(経営学独学するならこれだけ読んでおけばOK的なやつ)の一冊。 「人間は感情の生き物」とはよく言うが、それ…

『プロダクトマネージャーのしごと』読んだ

プロダクトマネージャーのしごと 第2版 ―1日目から使える実践ガイド作者:Matt LeMayオーム社Amazon ソフトスキルに関する言及がほとんどなので、プロダクトマネージャーだけでなく、あらゆる職種に応用できると思う。 「多くのステークホルダーとコミュニケ…

『良い戦略、悪い戦略』読んだ

良い戦略、悪い戦略 (日本経済新聞出版)作者:リチャード・P・ルメルト日経BPAmazon 戦略本の多くは、「会社/事業 がどのように競争優位性を築くか?」という視点で書かれていることが多い。この本にも競争優位に関する内容はあったが、それよりもシンプルな…

『仕事がデキる人のたたき台のキホン』読んだ

仕事がデキる人のたたき台のキホン作者:田中 志アルクAmazon 「たたき台を作ったやつが一番えらい!」という論調は賞賛されがちで自分自身も基本的には同意だが、条件として「最低限のクオリティをクリアしたたたき台であれば」が必要だと思っている。 その…

『組織の<重さ>』読んだ

組織の<重さ>―日本的企業組織の再点検 (日本経済新聞出版)作者:沼上幹,軽部大,加藤俊彦,田中一弘,島本実日経BPAmazon 直近は、これまで以上に"長期視点"での組織運営が個人的テーマ。手始めとして、組織のスケーリングに関する本を読んでみている。 blog.kiw…

『Scaling Teams 開発チーム 組織と人の成長戦略』読んだ

Scaling Teams 開発チーム 組織と人の成長戦略 ~エンジニアの採用、マネジメント、文化や価値観の共有、コミュニケーションの秘訣~ (Compass Booksシリーズ)作者:David Loftesness,Alexander Grosseマイナビ出版Amazon 「EMとして、より長期視点で組織運営し…

『モブプログラミング・ベストプラクティス』読んだ

モブプログラミング・ベストプラクティス ソフトウェアの品質と生産性をチームで高める作者:マーク・パール日経BPAmazon 社内共有に雑にまとめたので、そのままこっちにも投下。 読もうと思った背景 11月に新卒ベトナム人エンジニア3名が入社する。自チーム…

『エンジニアのためのマネジメントキャリアパス』読んだ

エンジニアのためのマネジメントキャリアパス ―テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド作者:Camille Fournierオライリー・ジャパンAmazon 現状、自分のチームにはテックリードがいない。今後の採用を見据え、テックリード(リードエンジニア?…

『小倉昌男 経営学』読んだ

小倉昌男 経営学作者:小倉昌男日経BPAmazon 久々の、『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』に登場するビジネス書マンダラ(経営学独学するならこれだけ読んでおけばOK的なやつ)の1冊。 サクセスストーリーを書く気はない。乏しい頭で私はど…

『人を選ぶ技術』読んだ

経営×人材の超プロが教える人を選ぶ技術作者:小野壮彦フォレスト出版Amazon 以前一度読んで非常に面白かったので再読。 目に見える知識・経験・スキル(1F)で判断せず、その奥にある行動原理(B1)やポテンシャル(B2)、行動の源泉にある使命感や劣等感(B…

『図解入門業界研究 最新クレジット/ローン業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第6版]』読んだ

図解入門業界研究 最新クレジット/ローン業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第6版]作者:平木恭一秀和システムAmazon ドメイン知識の強化として読んだ。 以下知識整理のためのメモ 「ノンバンク」とは、銀行以外の金融機関のことであり、代表的なもの…

他社の成功事例を学ぶ意味がわかったかも -『ストーリーとしての競争戦略』読んだ -

ストーリーとしての競争戦略 Hitotsubashi Business Review Books作者:楠木 建東洋経済新報社Amazon 本書を読もうと思ったきっかけは、直近読んだ『プロフェッショナリズムと問題解決の実践』という本。 印象的だった内容の一つに、「問題解決においては、コ…

『人事の超プロが明かす評価基準―――「できる人」と「認められる人」はどこが違うのか』読んだ

人事の超プロが明かす評価基準―――「できる人」と「認められる人」はどこが違うのか (三笠書房 電子書籍)作者:西尾 太三笠書房Amazon 人事評価に関する本は初めて読んだ。 「人事評価」というと、"マネージャーにとってもメンバーにとっても辛いイベント"とい…

『組織デザイン』読んだ

組織デザイン作者:沼上 幹日経BPマーケティング(日本経済新聞出版Amazon 先日参加した ナレッジワーク代表麻野さん(@asanokoji)によるウェビナー「Management Boot Camp」の中で、参考書籍として紹介されていた一冊。 note.com プロダクト開発の文脈におい…

『リーダーシップ構造論』読んだ

リーダーシップ構造論―リーダーシップ発現のしくみと開発施策の体系作者:波頭 亮産能大出版部Amazon 先日参加した ナレッジワーク代表麻野さん(@asanokoji)によるウェビナー「Management Boot Camp」の中で、参考書籍として紹介されていた一冊。 note.com …

『プロフェッショナリズムと問題解決の実践』読んだ

プロフェッショナリズムと問題解決の実践作者:トーキョーハーバーAmazon 経営陣からのおすすめで読んでみた。 内容はタイトル通り、大きく分けると「問題解決」と「プロフェッショナリズム」という2つのテーマ。 著者によると、問題解決に関する技術やフレー…

『Measure What Matters 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR』読んだ

Measure What Matters 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (メジャー・ホワット・マターズ)作者:ジョン・ドーア日本経済新聞出版社Amazon 会社でQごとのチーム/個人目標を運用し始めて、このQが二期目。目標の立て方はもちろん、立てた後ど…

『地頭力を鍛える』読んだ

地頭力を鍛える作者:細谷 功東洋経済新報社Amazon 「好奇心」「論理的思考力」「直感力」という地頭力のベースと、それらのベースの上に重なる「仮説思考力」「フレームワーク思考力」「抽象化思考力」の3つの構成要素とその鍛え方を解説した本。 仮説思考…

『コーチング入門』読んだ

コーチング入門 第2版作者:本間 正人,松瀬 理保日経BPマーケティング(日本経済新聞出版Amazon コーチングは、ピープルマネジメントにおける3本柱「ティーチング / コーチング / フィードバック」の1つ。これまで、ちゃんと学んだことはなかったので、読んで…

内発的動機付けと自律が大事『人を伸ばす力―内発と自律のすすめ』読んだ

人を伸ばす力―内発と自律のすすめ作者:エドワード・L. デシ,リチャード フラスト新曜社Amazon 『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』に登場するビジネス書マンダラ(経営学独学するならこれだけ読んでおけばOK的なやつ)の1冊。 マネージャー…