Shimpei Wakida's Blog

日々の学びをゆるりと.

『ゾンビスクラムサバイバルガイド』読んだ

ゾンビスクラムサバイバルガイド作者:Christiaan Verwijs,JohannesSchartau,BarryOvereem,木村 卓央,高江洲睦,水野正隆丸善出版Amazon スクラムの本は、雑に表現すると「こうやって実践すればスクラムはうまくいく!」という正解らしきものが書かれている。…

『STAFF ENGINEER』読んだ

スタッフエンジニア マネジメントを超えるリーダーシップ作者:Will Larson日経BPAmazon シニアエンジニアというものへの解像度を上げたくて読んでみた。スタッフエンジニアのタイプと、役割についてなんとなく理解。リーダー・マネジメント論のエンジニア版…

『生き方』読んだ

生き方作者:稲盛 和夫サンマーク出版Amazon 「人生・仕事の結果 = 考え方 x 熱意 x 能力」という有名な方程式が出てくる。 それぞれ 0〜100 までレベルがあり、掛け算なので、どれかが優れていてもどれかが0ならパフォーマンスは0。そして一番重要なのは、「…

2024引越しメモ

ポエム中のポエム 引越し業者の見積もりを複数社にお願いし、最終的にお願いする会社を決めた。見積もりで各社と価格交渉をする際、前回の引っ越し時は総額・内訳含め金額いくらだったのか?のデータがなく、今回見積もりを取った競合他社との比較でしか検討…

『英語教師のための第二言語習得論』読んだ

英語教師のための第二言語習得論入門 改訂版作者:白井恭弘大修館書店Amazon 直近、チームにベトナム人の新卒エンジニアを3名迎え入れ、彼らの日本語習得のサポートにつながる示唆が得られないかと思い読んでみた。そもそも「第二言語習得論」という分野があ…

『異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養』読んだ

異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養作者:エリン・メイヤー英治出版Amazon 直近チームに新卒のベトナム人エンジニア3名を迎え入れ、彼らとの仕事上のコミュニケーションや関係構築において何かヒントが得られないかと思い読…

『問いかけの作法』読んだ

問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術【DL特典付き(未収録原稿)】作者:安斎勇樹ディスカヴァー・トゥエンティワンAmazon 仕事で会議のファシリをやることがそれなりにある。しかし、「意見を促し議論を活発化させる上手な問いかけ」ができてい…

『SUPER MTG』読んだ

SUPER MTG スーパー・ミーティング作者:スティーヴン・G・ロゲルバーグサンマーク出版Amazon 同僚に教えていただいて知った。既存のミーティングを見直すきっかけになり、今後のミーティングデザインにおけるロジックを手に入れられて、個人的には大満足の…

思考の枷を外し、守りよりも攻めを覚えていく必要がある

自分の思考の軌跡として、2024年はポエム的な記事もどんどん書いていこうと思う。記念すべき?一本目。 自分は、攻めよりも守りの方が得意なんだなと気づいた。いや、そのようなことに気づいてはいたが、改めて言語化してみようと思った、という方が正しい。…

2023年 読んで影響を受けた本たち

2023年は人生で一番読書に向き合った一年だった。せっかくなので、「今後も間違いなく読み返すだろうな(もしくは、すでに読み返している)」を選定基準に、面白かった本をまとめる。 ビジネス編 リーダーシップ構造論 決断の本質 良い戦略、悪い戦略 ハーバ…

意思決定に必要なのは「正しい結論」ではなく「正しいプロセス」〜『決断の本質』読んだ

この記事は 「エンジニア積読消化 Advent Calendar 2023」の22日目の記事です。 qiita.com 読んだ本 決断の本質 プロセス志向の意思決定マネジメント (ウォートン経営戦略シリーズ)作者:マイケル・A・ロベルト英治出版Amazon この本を選定した理由 この本、1…

社内政治も超重要 〜『ハーバード流ボス養成講座: 優れたリーダーの3要素』読んだ

ハーバード流ボス養成講座: 優れたリーダーの3要素作者:リンダ A.ヒル,ケント ラインバック日経BPマーケティング(日本経済新聞出版Amazon 『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』に登場するビジネス書マンダラ(これだけ読んでおけばOK的なや…

IQよりもEQが大事〜『EQ こころの知能指数』読んだ

EQ~こころの知能指数作者:ダニエル・ゴールマン講談社Amazon 『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』に登場するビジネス書マンダラ(経営学独学するならこれだけ読んでおけばOK的なやつ)の一冊。 「人間は感情の生き物」とはよく言うが、それ…

例外処理学習メモ

例外処理というものをまともに学習せずここまできてしまった。今日チームメンバーとのペアプロ中の会話で、自分が明らかに例外処理に対する理解が浅いことが分かったので、基礎の基礎を学び直す。以下メモ。 Rubyにおける例外処理 (チェリー本 第9章より) …

『プロダクトマネージャーのしごと』読んだ

プロダクトマネージャーのしごと 第2版 ―1日目から使える実践ガイド作者:Matt LeMayオーム社Amazon ソフトスキルに関する言及がほとんどなので、プロダクトマネージャーだけでなく、あらゆる職種に応用できると思う。 「多くのステークホルダーとコミュニケ…

『良い戦略、悪い戦略』読んだ

良い戦略、悪い戦略 (日本経済新聞出版)作者:リチャード・P・ルメルト日経BPAmazon 戦略本の多くは、「会社/事業 がどのように競争優位性を築くか?」という視点で書かれていることが多い。この本にも競争優位に関する内容はあったが、それよりもシンプルな…

『仕事がデキる人のたたき台のキホン』読んだ

仕事がデキる人のたたき台のキホン作者:田中 志アルクAmazon 「たたき台を作ったやつが一番えらい!」という論調は賞賛されがちで自分自身も基本的には同意だが、条件として「最低限のクオリティをクリアしたたたき台であれば」が必要だと思っている。 その…

『組織の<重さ>』読んだ

組織の<重さ>―日本的企業組織の再点検 (日本経済新聞出版)作者:沼上幹,軽部大,加藤俊彦,田中一弘,島本実日経BPAmazon 直近は、これまで以上に"長期視点"での組織運営が個人的テーマ。手始めとして、組織のスケーリングに関する本を読んでみている。 blog.kiw…

『Scaling Teams 開発チーム 組織と人の成長戦略』読んだ

Scaling Teams 開発チーム 組織と人の成長戦略 ~エンジニアの採用、マネジメント、文化や価値観の共有、コミュニケーションの秘訣~ (Compass Booksシリーズ)作者:David Loftesness,Alexander Grosseマイナビ出版Amazon 「EMとして、より長期視点で組織運営し…

『モブプログラミング・ベストプラクティス』読んだ

モブプログラミング・ベストプラクティス ソフトウェアの品質と生産性をチームで高める作者:マーク・パール日経BPAmazon 社内共有に雑にまとめたので、そのままこっちにも投下。 読もうと思った背景 11月に新卒ベトナム人エンジニア3名が入社する。自チーム…

HR Boot Camp に参加してきた

本日開催された「HR Boot Camp」に参加。講師はナレッジワーク代表の麻野さん(麻野耕司 / ナレッジワーク (@asanokoji) / X)。 note.com 7月に開催された、ミドルマネジメントを学ぶ「Management Boot Camp」が非常に良かったので、今回も内容に期待して参…

『エンジニアのためのマネジメントキャリアパス』読んだ

エンジニアのためのマネジメントキャリアパス ―テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド作者:Camille Fournierオライリー・ジャパンAmazon 現状、自分のチームにはテックリードがいない。今後の採用を見据え、テックリード(リードエンジニア?…

『小倉昌男 経営学』読んだ

小倉昌男 経営学作者:小倉昌男日経BPAmazon 久々の、『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』に登場するビジネス書マンダラ(経営学独学するならこれだけ読んでおけばOK的なやつ)の1冊。 サクセスストーリーを書く気はない。乏しい頭で私はど…

『人を選ぶ技術』読んだ

経営×人材の超プロが教える人を選ぶ技術作者:小野壮彦フォレスト出版Amazon 以前一度読んで非常に面白かったので再読。 目に見える知識・経験・スキル(1F)で判断せず、その奥にある行動原理(B1)やポテンシャル(B2)、行動の源泉にある使命感や劣等感(B…

『図解入門業界研究 最新クレジット/ローン業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第6版]』読んだ

図解入門業界研究 最新クレジット/ローン業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第6版]作者:平木恭一秀和システムAmazon ドメイン知識の強化として読んだ。 以下知識整理のためのメモ 「ノンバンク」とは、銀行以外の金融機関のことであり、代表的なもの…

他社の成功事例を学ぶ意味がわかったかも -『ストーリーとしての競争戦略』読んだ -

ストーリーとしての競争戦略 Hitotsubashi Business Review Books作者:楠木 建東洋経済新報社Amazon 本書を読もうと思ったきっかけは、直近読んだ『プロフェッショナリズムと問題解決の実践』という本。 印象的だった内容の一つに、「問題解決においては、コ…

目標は戦略ではない

『ストーリーとしての競争戦略』を読んでいて、「目標設定は(競争)戦略ではない」という話が出てきたので、思考整理のためにメモ。 そういえばうちの会社がマネジメントの教科書としている『急成長を導くマネージャーの型 ~地位・権力が通用しない時代の“…

『人事の超プロが明かす評価基準―――「できる人」と「認められる人」はどこが違うのか』読んだ

人事の超プロが明かす評価基準―――「できる人」と「認められる人」はどこが違うのか (三笠書房 電子書籍)作者:西尾 太三笠書房Amazon 人事評価に関する本は初めて読んだ。 「人事評価」というと、"マネージャーにとってもメンバーにとっても辛いイベント"とい…

『組織デザイン』読んだ

組織デザイン作者:沼上 幹日経BPマーケティング(日本経済新聞出版Amazon 先日参加した ナレッジワーク代表麻野さん(@asanokoji)によるウェビナー「Management Boot Camp」の中で、参考書籍として紹介されていた一冊。 note.com プロダクト開発の文脈におい…

よく見る記事【随時更新】

何度も見返す記事をまとめていく EM qiita.com テックリード note.com