自分の思考の軌跡として、2024年はポエム的な記事もどんどん書いていこうと思う。記念すべき?一本目。
自分は、攻めよりも守りの方が得意なんだなと気づいた。いや、そのようなことに気づいてはいたが、改めて言語化してみようと思った、という方が正しい。
ここでいう「守り」とは、「今ある制約の中で、最大限できることをやる」こと。
一方「攻め」は、「そもそもの制約すら疑ってかかり、ゼロベースで考える」こと。
今の仕事において、上司や周りからは攻めの部分を期待されており、そこに向き合う重要性がより高まっている。
事業計画として年間の予算やリソースの計画はある。ただ、そもそも事業としての不確実性が高く、計画もあってないようなものだ(事業責任者がそう言っているので間違いない)。
なので、予算やリソースの制約は不変の前提条件ではない。「理想ベースで未来を描き、必要であれば予算の方を動かす交渉を経営陣やBizサイドに対して行う」、これがマネージャーである自分に求められる動きである。
この「攻め」の動きは、正直言って自分の苦手分野である。恐らくこれまで育ってきた環境(新卒で入社した日経大手企業、学生時代、家庭環境も含め)では、安定志向の守り重視な人が周りに多かった。自然と自分も近しい属性に仕上がった。
攻めを覚えていくためには、恐らく思考の枷を外す必要がある。自分の中での常識が、無意識的に思考や行動を制限している。「予算は動かせないものだから、その中でやりくりするのが自分の役割だ」がその典型。
思考の枷を外す方法として、たまたま見た Youtubeの新R25チャンネルの動画でテーマとして扱われていた。
結論だけいうと、「枷がない人を見ると外れやすい」という話で、動画内では堀江貴文氏を見て「32歳で球団買収しようとしてもいいんだと思った」というエピソードが出た。
自分の行動につなげるとしたら、たくさんの人と会う・本を読む等で自分のイメージの外側にいる人たちの行動を知る、というのが具体的なアクションになりそう。
偉大な経営者の自伝的な本はこれまであまり読んでこなかったけど、思考の枷を外すという目的で読んでみるのも面白そうだと思った。