Shimpei Wakida's Blog

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『地頭力を鍛える』読んだ

地頭力を鍛える

地頭力を鍛える

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「好奇心」「論理的思考力」「直感力」という地頭力のベースと、それらのベースの上に重なる「仮説思考力」「フレームワーク思考力」「抽象化思考力」の3つの構成要素とその鍛え方を解説した本。

仮説思考は「結論から」、フレームワーク思考は「全体から」、抽象化思考は「単純に」考えるためのスキル。

社内の必読書になっている『具体と抽象』『ロジカルプレゼンテーション』を組み合わせた「ロジカルシンキング完全版」みたいな内容だった。

本の中で出てきたフェルミ推定のワークをやってみたけど、具体から積み上げるアンチパターンの思考を使ってしまっていた。当然、回答も桁2つくらい違って全然ダメだった。

ただ、自分の現状の思考プロセスが地頭力の低い状態であることを客観的に知れてよかった。とポジティブに捉えてみる。

著者細谷さんの有名どころの本はほとんどAudibleの聴き放題対象なので、他の本も聴いてみる。

読書メモ

結論から(仮説思考)、全体から(フレームワーク思考)、単純に(抽象化思考)

まずは好奇心が原動力

ここから仮説思考の説明
まず目次から作る (edited) 

フェルミ推定が必要な人
検索エンジン癖のある人
完璧主義の人
情報コレクター
仮説をもとに情報収集すべし
猪突猛進
自己視点しかない
セクショナリズム
部分最適
経験至上主義

あるべき姿から考える (edited) 

仮説思考できる人の口癖
落とし所は?
嘘でもいいから

前提条件を与えられないと前に進めない人=指示待ち人間

フレームワーク思考

人によって思い浮かべる全体像は違う
すれ違いを防ぐためのフレームワーク

相対座標ではなく絶対座標で考える 
相対座標はひとによってかわる

絶対座標のすり合わせは目的思考

全体俯瞰力
最重要 (edited) 

分類の切り口の選択はアート

リスク
部分から入り、適切なフレームワークを選択

抽象的思考

モデル化

本質的な解決につながる
問題の抽象度
表層が改善
根本が改革

何が幹で何が枝葉か?は場面による
最終目的に関係ないものはすべて枝葉

アナロジー

自分はトクベツ
と思わないことが大事

實際には共通項は多い

抽象化能力高い人は例えば話がうまい

落とし穴

抽象化したのち、再度具体化して伝えないとふわふわしてしまう

ベーススキル
論理思考
直感
知的好奇心

守りはサイエンス
攻めはアート

フェルミ推定は教育における共通言語として使える