Shimpei Wakida のブログ

日々の学びをゆるりと。FinTechなスタートアップでRailsエンジニア・エンジニアリングマネージャー・スクラムマスターなどをやっています。

『ブロダクトマネジメントのすべて』読んだ

プロダクトマネジメント関連の本は、『プロダクトマネジメント ―ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける』に続いて2冊目。

非常にボリューミーで読み応えがありました。正直1回通読しただけでは全然咀嚼しきれなかったので、今後何度も読み返すことになりそうです。

特に前半の「プロダクト4階層(Core・Why・What・How)」の部分は、おそらくこの本において最も重要な部分であり、自分としても知見が足りない部分だったので学びが多かったです(それゆえに読み進めるのがしんどかった)。

CoreやWhyなどはかなり抽象度の高い部分なので、エンジニアが直接作ったりする機会は少ないと思いますが、プロダクトのあるべき姿として「4階層がしっかりと仮説として定義されていることが大切」ということを知っているだけでも、主にHowを担うエンジニアとしても良いプロダクト作りができると確信します。

上記のプロダクトマネジメントを育てるための4階層の話だけでなく、プロダクト志向なチームの作り方・プロダクトマネージャーのスキル・キャリア・必要となる領域(UX、ビジネス、テクノロジー)の基礎知識まで網羅されており、まさにタイトルにあるように『プロダクトマネジメントのすべて』と言って差し支えない内容でした。

個人的に印象的だったのは、「17.3.2 知識の深さをチェックする3つの視点」で、幅広い知識が求められるプロダクトマネージャーが、各分野についてどの程度の深さ知っていれば最低限OKなのか?が書かれていたところ。本書によれば、

  1. 発言内容がわかる
  2. 質問ができる
  3. コメントから視点を広げられる

この3点があれば及第点とのこと。

これは、エンジニアプレイヤー経験が浅いままエンジニアリングマネージャーをやっている自分にとっても、全く同じことが言えそうです。

正直、同じようなことを意識してはいましたが、ここまで綺麗に言語化できていませんでした。

「ベテランエンジニアの話す内容が理解できる」「開発チームの代表として他部署と会話ができる」あたりが、マネージャーとして最低限求められる技術スキルの自分なりの定義でしたが、「質問ができる」「コメントから視点を広げられる」も新たに定義に加えたいと思います。