Shimpei Wakida のブログ

日々の学びをゆるりと。FinTechなスタートアップでRailsエンジニア・エンジニアリングマネージャー・スクラムマスターなどをやっています。

『「60分」図解トレーニング ロジカル・ファシリテーション』読んだ

自分のロールであるエンジニアリングマネージャー・スクラムマスターという仕事柄、普段の業務でMTGファシリテーションを行うことが多いです。

一日平均で数回はファシリテーションをやっているにも関わらず、ちゃんとファシリテーションを学んだことないなと思い、関連本を読んでみようと思いました。

そんな中、社内でおすすめの本としてこちら紹介いただいたので、早速読んでみました。

一言でいうと、『ロジカル』とタイトルにあるように、「論理思考をベースに会議の設計や、会議中の進行をしていきましょう」という内容の本でした。

逆をいうと、まずは自分が論理思考をある程度理解して使える状態になっていないと、ファシリテーターを務めるのは難しいよ、ということかな、と解釈しました。

「まずはMTGの目的や目標(ゴール)設定をしましょう」という、どこでも見聞きするような内容から、実際の議論の中で「論点がずれていないか?」「この発言の根拠は確かか?」「両者の意見が食い違っているが、そもそも二人の頭にある前提は揃っているか?」など、多岐に渡る要素を1つ1つ状況に応じてクリアにしていき、参加者全員の認識を合わせながらMTGのゴールへ向かわせよう、という実践的な内容まで幅広く網羅されていました。

本書にあった上記ファシリテーションの役割を果たす上で、必要になる能力は個人的に2種類あると思っていて、1つは「状況把握する能力」、もうひとつは「軌道修正する能力」です。

前者はまさしく「ロジカルさ」が求められる部分で、ゴールに向かって議論が正しく進んでいないときの原因を正確に突き止めるために、ロジカルシンキングが必要になりますね。

後者においては、ロジカルシンキングによって察知したズレを実際に修正していくところで、「どういった問いかけをするか?」がとても重要だと感じています。具体的には、「言葉遣い」ですね。

「それってあなたの感想ですよね?」より、「なるほど、〇〇さんはそう思われたのですね。ちなみに、そう思うに至った根拠はありますか?」と聞くほうが、言われた側も気持ちよく返答できますよね。

これは極端な例だとしても、実際のビジネスの現場におけるMTGでは、「もうちょっと聞き方ってものがあるでしょ。。」と思うような場面に出くわすことが少なくないと思います。

本書では、実際に明日から使えそうな問いかけの例文が多々紹介されていました。「ロジカル・ファシリテーション」というタイトルではありますが、ロジカルさはもちろん、問いかけの力という超アナログなスキルも非常に大事だなーと思わされた本でした。

おわり。