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144日目 『実行力』

こんばんは。

今日は、「橋下徹さんの『実行力』が面白かった!」というテーマです。

橋下さんの本は初めてでしたが、個人的にはかなり面白かったですね。「政治とは、コミュニティ運営そのものである」というような考えに触れてから、政治家の方が書く本を読んでみたいと思っていました。

僕の中での橋下さんのイメージは、政治家になる前 TV に出ていた頃は「バラエティ向きなチャラチャラした弁護士」。政治家になってからはメディアで報じられる「独裁」「狂犬」というキーワードに引っ張れられるように、ただなんとく「なんか恐いなこの人」と思っていました。

政治家を引退してからまた TV で見かけるようになり、論理的に物事を説明する姿(それは学者がやるような「口で言うだけ」のものではなく、実際の「行動」が伴ったもの)がかっこよく見えて、一気に

そんな橋下さんが出した本で、さらにタイトルが『実行力』ときたもんだからこれは読むしかないです。

タイトル通り、「当時自分はこうやって大阪府・大阪市を引っ張ってきた」という目線で話が進んでいきます。府知事・市長の経験を元に「リーダー論」「組織論」のテーマが多く語られていました。

読み終わって少し時間が経って記憶が怪しいですが、印象的だった話は 2 つ。

・リーダーの仕事は、「決めること」
・組織を動かすために必要なのは、「実行プラン」

大阪府や大阪市のようなレベルにまで組織が大きくなると、トップに「右か左か」の判断を仰がなければならない時には、すでに現場のプロたちが散々右がいいか左がいいか議論を重ねた後です。そして往々にして、トップよりも下の人たちの方が現場については詳しいです。

その人たちが議論に議論を重ねた上で決められないということは、「どちらを選んでもメリット・デメリットにほぼ差はない」ということです。ここでトップに求められるのは、「倒した割り箸が向いた方向で決めるくらいに開き直ること」だそうです。どうせどっちに転んでも成功確率は同じくらいなんだから、割り箸になった気持ちでどちらかにバシっと決める。大事なのは、「選んだ方を正解にすること」です。選んだ方がうまくいくように全力をつくす。

こうして、「誰も決められないことを最後に決める」のはリーダーの仕事です。

また、大きな組織を動かすときに「ビジョン(例:大阪に万博を誘致するぞ!)」だけを掲げていても、実際に動く現場の人たちからすると「で、何をすればいいのだ?」と、具体的な行動に移せません。ビジョンの実現の為に「何をするか」の実行プランをしっかりと決めることで、組織が動けるようになります。

橋下さんいわく、家の建築でいうと「ビジョン」は「家の完成予想図」、「実行プラン」は「設計図」だそうです。現場の人(建築業者)からすると、完成予想図だけあっても家を建てることはできません。設計図があってはじめて作業に取り掛かることができます。分かりやすいたとえです。

小さな組織であれば、トップが言った「1」のメッセージから「10」を理解して動く力が必要だなんて言います。もちろんそれがあれば理想なので最大限理解しようと努めるのは当然ですが、自分がトップの場合にはしっかりと「実行プラン」を言語化して伝えないといけないなと思いました。

この『実行力』、ランニング中にオーディブルで聴いてて、いいフレーズや好きな一節があれば普段は立ち止まって途中でメモしたりするんですが、あまりにもパンチラインが多くて「全部メモってたらランニングどころじゃないな」ということで諦めました。それくらい、心に留めておきたいフレーズの多い本でした。

おわり。

  • この記事を書いた人

きわっち

元食品メーカー製造マンが未経験からwebエンジニアになりました。 エンジニアとして0から成長していく過程を発信していきたいと思っています。