こんばんは。
今日は、「コミュニティ運営は政治そのもの」というテーマです。
Youtubeのオリラジチャンネルで、「コミュニティ運営」について二人が議論していたのがすごく面白かったです。
1本目の動画『Win Win Wiiin初回配信の舞台裏&オンラインサロン運営の難しさ』の12:35あたりから、2本目の動画『【吉本興業独立】オリエンタルラジオ5年後の夢とは?』の前半にかけて、オンラインサロンを題材に「コミュニティ運営の難しさ」について語っています。
印象的だったのは、
・熱量の違いは必ずある。どちらかを切り捨てるのではなく、どちらにも価値を提供し続ける
・上記踏まえ、コミュニティ運営はまさに「政治」である
という話でした。
これまで自分が属してきたいわゆる「コミュニティ」と呼べる集団では、いずれも「熱量の個人差」は存在していました。
部活でも、みんなが同じ目標(甲子園にいくぞ!みたいなやつ)に向かって頑張っていたように見えますが、それでも人によって「甲子園へ行きたい気持ち」の差はあったはずです。
社会人になってから入った草野球チームでも、やはり活動に対する熱量は人それぞれでした。結局熱量の高い人がお金も時間も多く使う傾向になってしまい(主に道具の準備)、負担に差があるなとは感じていました。(でもそれで熱量の低い人も参加してくれていてバランスがとれていたと思う)
それは、オンラインサロンという場所において全く同じだという話でした。オンラインサロンでは、「主催者のことが好きで、その人の発信を楽しみたい」というタイプと、「コミュニティの中で自分が輝きたい」と思うタイプに大きく二分されるようです。
この2つの集団がコミュニティに求める価値は、恐らく全然違うものとなるはずです。こうなった時に、「どちらかを切り捨てるのではなく、どちらに対しても価値を提供し続けることが大事だ」とあっちゃんは言います。
そして、まさにそれは「政治」であると熱弁しています。
たとえば「経済を回すぞ!」と「福祉の充実だ!」という一見相反する主張をしつつ、世の中のバランスを見てどっちに比重を置くか選択してゆく。政治はそれの連続だと。
そういった視点で政治に向き合ったことがなかったので、非常に新鮮でした。恥ずかしながらこれまでほとんど政治に関心を持つことはできなかったんですが、「政治は大きなコミュニティ運営だ」という視点でみれば、興味を持てそうな気がしてきました。
あと思ったのが「これは会社組織においても同じことが言えるのだろうか?」ということです。
会社全体・部署単位・チーム単位で見ても、人が集まって仕事をしていればそれがコミュニティを形成していることに違いはありません。
「全員を見捨てないぞ!」という気持ちももちろん大事だと思いますが、会社には「利益を上げる」という絶対に避けては通れない使命があります。「会社ではない組織」と「会社組織」。大事にしなければいけないことに結構大きな違いがありそうな気がしますが、僕にはよく分からないのでオンラインサロンやってて経営にも詳しそうな田端さんに聞いてみることにしよう。
おわり。