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129日目 えんとつ町のプペル

こんばんは。

今日は、「映画『えんとつ町のプペル』を観たよ」というテーマです。

まず最初に言っておくと、僕の言語化能力はしょぼすぎるので、まともな感想を聞いてみたい方は Voicy 代表の緒方さんが自身の Voicy チャンネルで語っているので、こちら(プペルの映画を見たらめっちゃ悔しかった話)を聴いてみてください。

さて、ここからは僕の感想。

とりあえず、映画史上一番泣きました。というか、映画で泣いたことってほぼない。

なぜこんなに泣けたのか、自分でもうまく説明できないです。

『えんとつ町のプペル』は、「夢を持てば笑われて、声をあげれば叩かれる」という西野亮廣さん自身が経験してきたことが色濃く投影されたストーリーでもあります。そういった背景を知った上で映画を観ると、「西野ウォッチャー」として 2 年くらい彼の動向を追い続けてきた僕は、とんでもなく感情移入してしまいました。

夢を追いかける主人公たちに加え、「かつて西野さんを叩いてきた世間や芸人仲間」のような「夢追い人である主人公たちをジャマする」少年たちも登場します。「何かを信じて突き進む人と、その周囲に現れる足を引っ張るモノ」というどちらの立場のキャラクターも描いていて、僕としてはどちらの気持ちも分かるなーと思いながら見ていました。

西野さんと比べるのも恥ずかしいくらいちっぽけな挑戦ではありますが、自分にも同じような経験がありました。

前職である食品メーカーを辞めると会社に伝えてから、直属の上司の態度が激変しました。当時僕は会社を辞めて何をするか決めていなくて、なんとなく「エンジニアを目指してみようかな」とぼんやり考えたりはしていた程度で、色々就活やらの過程でエンジニア以外の選択肢が出てくることも視野に入れていました。小さくはありますが、新天地を求めての「挑戦」でした。

だから会社には、「とりあえず辞めます。その後のことは辞めてから考えます」と伝えていました。さらには、「別に無職になってもいいです。貯金もある程度あるし最悪奥さん働いているんで。」とも言ってました。どうやら上司にとっては、そんな「無職になることを厭わない」僕の態度が許せなかったようです。

具体的にどんな仕打ちを受けたかというと、「(無職になって奥さんの稼ぎで生きていくということに対し)そんなナメた考え方で人生やっていけると思うなよ」「男なら働け」「父親なら(子供いないけど)そんな背中子供には見せられない。お前は終わってる」みたいな、「え? 昭和初期ですか?」というような価値観を「ストレート」にぶつけるようになってきました。

元々考え方は合わないなーとは思っていた上司ですが、別に人として嫌いなんて思ったことはありませんでした。ただ、毎日毎日隣の席で小言を言われ、飲み会では酔っ払ってさらに強い口調で詰められ...てのを3ヶ月以上やられつづけたら、嫌いになるどころか最後の方にはもうほぼ殺意に変わっていました。

仕事でのミスをどれだけ怒られたって文句はないですが、生き方を否定する権利は上司だろうがもちろんないはずです。それに、話を勝手に飛躍させて「父親としてこう振る舞え」みたいなことを言われると、「もしおれや奥さんに事情があって子供がほしくてもできない身体だとしたらどうすんの?仮にそうだとしたら人権侵害で本社のコンプラ部署に即言ってるぞ。」と、心の中で上司のデリカシーの無さに怒りMAXでした。

当時はあまり冷静に考えることができませんでしたが、今なら「なぜあんなに僕のことをボロクソ言わなければいけなかったのか」が少しだけ分かる気がします。

その上司は、奥さんと子供が数人いて、奥さんは専業主婦なので家計は上司が一人で支えているという状況でした。そんな上司にとって、今後の人生において「よし!無職になって新しい仕事を探すぞー!」なんていう選択肢を取ることはできないんですね。まさにその選択肢を取ろうとしているヤツが目の前に現れて、シンプルに羨ましかったんだと思います。

でも、それ(子供がいて、奥さんが専業主婦)を選んだのも上司自身なはずです。その裏にどんな事情があったとしても、僕の人生を否定する理由にはならない。

話を映画に戻すと、『えんとつ町のプペル』では、主人公の夢をジャマするアントニオというキャラが出てきます。アントニオのセリフで、「お前が夢を追い続けると困るんだよ。もしその夢が叶っちゃうと、あの日夢に折り合いをつけた自分が間違っていたことになるから。」というのがあります。

当時僕にたくさんの罵詈雑言を浴びせてきた上司はアントニオと同じ心境だったのかなと。映画を見て、僕はそう思いました。

新たな挑戦をするにあたり経験した上司からのバッシング。これが、僕にとっても少しだけ映画を実体験とリンクさせることができるエピソードでした。

映画の主人公のように、「夢に向かって挑戦をし、足を引っ張られる」経験をした方。また、アントニオのように「足を引っ張った」経験のある方。どちらにとっても共感できるストーリーになっていると思います。

全体通してめちゃくちゃシンプルなストーリーではありますが、大人の方がより刺さる内容な気がします。ただ、アニメーションがメチャクチャ綺麗なので、それだけで子供にとっても十分楽しめるんじゃないでしょうか(子供ナメすぎ?)。

おわり。

  • この記事を書いた人

きわっち

元食品メーカー製造マンが未経験からwebエンジニアになりました。 エンジニアとして0から成長していく過程を発信していきたいと思っています。

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